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解散のお知らせ

平素よりPulse Factoryを応援していただき、ありがとうございます。

 

この度、Pulse Factoryは 2023年7月20日 をもって解散致します。
突然のご報告で驚かせてしまい、大変申し訳ありません。

 

我々は4人でこそPulse Factoryであり、そしてライフワークとしてのバンド活動を望んでいるわけではない、という共通した意思があります。
バンドに対して真摯に“売れる”ということを大前提に動き続けてきたからこそ、
現状を見つめ直した時にこういった結論を出さざるを得ませんでした。

 

これまで応援していただいたファンの皆様、関係者の皆様、
この十数年間、我々に関わっていただいた全ての方に深く感謝致します。
そして同時に、この様なご報告となりましたこと、改めてお詫び申し上げます。

 

また、解散に伴い最後の音源作品をリリースし、ツアーを敢行いたします。
現在7週連続で発表している新曲をアルバムへと昇華させ、全15箇所を廻ります。
そのほか、詳細については別途ご参照いただけますと幸いです。

 

この決断は必ずしも悲観的なものではありませんが、心苦しいことに変わりはありません。
だからこそ、残された数ヶ月を全身全霊で全うさせていただきたいと思っております。

 

勝手なことばかりお伝えしまして大変申し訳ありません。
どうか、最後の最後まで宜しくお願い致します。

 

1秒でも長く、1人でも多く、
ライブハウスでお会い出来ることを願って。

 

2023年3月30日 Pulse Factory

 

 


 

メンバーコメント

 

まずは驚かせてごめんね。
みんなに何を言えばいいか迷いながら何回も朝を迎えました。

 

約12年前に地元から大阪に出てきた僕はとにかく音楽が大好きで
音楽を、バンドをするためだけに都会に出てきました。

 

そしてすぐに声をかけてくれたのがYussanでした。
メンバーよりも一つ年下の自分がボーカルを務めることになり
嬉しくて誇らしい気持ちと緊張や焦る気持ちとが入り混じって
最初の方は失敗や悔しい思いをすることが多かったと思います。

 

でも、ライブを重ねていく中で本当に少しづつ人として、そしてボーカルとして成長していけました。
ライブに来てくれるファンも少しづつ増えてきて、初めて人でパンパンのライブハウスでライブをした時の感動は今でも覚えています。

 

活動を重ねる中で仲間のバンドの解散にはたくさん立ち会ってきました。
「自分達はいつまでも続けていこう」ってその度に思っていました。
それぐらい僕の人生には音楽が大切なものでした。もちろん今でもそうです。
MCでたくさん約束をしてきました。守れずに終わること、本当にごめんなさい。

 

アルバム「ULTRANOVA」をリリースして
いざツアーを回ろうという時にコロナが蔓延し、僕らのツアーは全て中止になりました。
人前でライブをできない悲しさと、やり場のない悔しさでいっぱいでした。
人と会わない生活、自分と向き合う時間の中でメンバーとの距離もいつの間にか少し開いていました。
それでも「負けちゃいけない」「続けなきゃいけない」「ファンの期待に答えないと」という気持ちでここまで続けてこれました。
全力でライブはしていたけれど、全力でバンドはできてなかったかもしれません。

 

Yussanからバンドのこれからの話を持ちかけられた時も、その時が来たかって感じでした。
離れてた時間を継ぎ接ぎで縫って戻そうとするような話をたくさんしてきました。
でも一度離れたものはうまく噛み合わなかったり、こればっかりは言葉で上手に説明できないですね。
いつの間にかそれぞれの生活や環境、守っていくべき大切な物事が段々変わったりして
それが噛み合わなくなってしまったんだと思っています。

 

そして、別の形でPulse Factoryを続けるという決断はできませんでした。
今のメンバーのままでどうか終わらせてください。これは僕達のわがままです。
7月の最後のライブまで全力のPulse Factoryでやります。
たくさん話して今はもうメンバー全員やる気満々です。
だからどうかライブハウスにまた見に来てください。

 

解散した後も僕達が創った、想いが詰まった曲たちは残り続けます。
Pulse Factoryをみんなの中で生かしてあげてください。
悲しいお知らせをしてしまってごめんね。
みんなのおかげで生きてこれたし、これからも生きていけます。
たくさん愛してくれてありがとう。みんなのことが本当に大好きです。

 

Nobu

 


 

突然の発表でごめんなさい。

Pulse Factoryは7/20をもって解散します。

 

この決断をした経緯ですが、

去年の11月末

果たして今のモチベーションでバンドを続けていけるのか?

もちろんコロナというモノが出てくるのなんか誰にも想像できなかった事だし未来の事なんか誰にも想像出来ません。

ただ、その中でも踏ん張ってバンドの先の事を死ぬ気でしっかり考えれたのか?
行動出来たのか?

そうとは胸を張っては言えませんでした。

 

この先続けていくか?
それとも辞めるか?

 

この話をしないといけない時は来る。

今しっかり思ってる事を話し合わないと中途半端に進んでしまう気がしていました。

 

そしてその話をするきっかけをつくったのは俺でした。

 

正直コロナに入って腹を割ってメンバーと話せたのは久々でした。

めちゃくちゃしっかり話しました。
みんなの思ってる事をしっかり言い合いました。
そしてめちゃくちゃ考えました。

 

こういう発表する事はめちゃくちゃ勇気がいりました。
その中でも最終みんなで出した結論です。

 

誰が悪いとかでは無くてバンド全体としての力が足りなかったのが素直な気持ちです。

 

解散という形になって今まで応援してくれたファンのみんな、最近知ってくれたファンのみんな、お世話になった仲間のバンドマンや関係者の方々、本当に申し訳ないです。
ごめんなさい。

 

すぐには受け入れれないかもしれません。

それでもメンバー全員で出したこの決断をみんなに受け入れて欲しいです。

 

Pulse Factoryに関わってくれたみんなの想いや応援が活動の力になっていた事は間違いなくそうでした。

感謝してもしきれないです。
本当にありがとうございました。

 

あとドラムがいなくなってからライブを支えてくれたドラマーのみんな。
彼らが居てくれなかったらライブさえ出来てなかった。
本当にありがとうございました。

 

そして今まで色々な出来事はあったけどここまで一緒にやってきたメンバー。
本当にありがとう。

 

この先、Pulse Factoryというバンドがいた事は知ってくれたみんなの記憶に残り続けて欲しいしそう願ってます。

曲達もそうであって欲しい。

俺たちも良い思い出も悪い思い出も楽しかった事も苦しかった事も全てこの先も背負って生きていきます。

メンバー各々違う人生を歩んで行きますがもし良かったらそっちの道も応援してもらえたら幸せです。

あいつら頑張ってんなって思わすので!

 

最後になったのですが、
解散するけど気持ち良く終わりたいのはメンバーみんなの最後の願いです。

それは俺らが思うしっかりとした終わり方。

 

すぐに解散ライブとかでは無く新曲も作って、ツアーも周ります。

できる限りライブしてる俺らの姿をみんなに見てもらえるように。

ツアー先でみんなを待ってます。

 

最後まで変わらずパルスらしく!

 

色んな事あったけどバンドやって良かったと心から思います。

 

本当に今までありがとうございました!

 

Yussan

 


 

深夜、一人これを綴らなければならないこと。
辛くどうも億劫でしたが、向き合いたいと思います。

 

発表の通り、俺達は解散することを選びました。
悲しませてしまったこと、本当にごめん。

 

俺達はあくまで売れるということを指標としてバンドを続けてきました。
単に続けることを目的としていない以上、バンドとしての未来が見え辛くなっていけば、選ばざるを得ない選択です。

 

3年前の3月以降、ライブの本数は着実に減り、メンバーと顔を合わせることも少なくなりました。
それと反比例する様に個人の時間は増えた。
あの時、最後の勝負のつもりで生み出した”ULTRANOVA”
同時にコロナ禍へと突入していった世の中。
自分自身を見つめ直す反面、お互いの気持ちを擦り合わせれなかったこと。
少しずつ足並みが揃いにくくなっていったことも、原因のひとつだと思います。

 

昨年11月、2023年7月で終結させることを決めて以来、何をすべきか考えました。
今までの俺達がそうであった様に、音源を作り、それを持ってツアーを廻る。
そう出来なかった数年間にも一矢報いたかった、というのも含めて。
終わることが決まったのならば、余計に格好良くあり続けなければならないと思っていました。

 

そんな中で絞り出した、新曲。
まさにこの十数年を体現する様な曲ばかりです。
これまでバンドの未来を切り拓いていくために曲を作ってきましたが、
今回はバンドが歩んできた道のりを、そして応援し続けてくれた皆への想いを乗せて作りました。
終わりに向かっていく途中で、これだけの曲を生み出したメンバーをリスペクトしています。

 

気づけば、前ドラマーがいなくなってから早7年弱。
サポートを迎えて活動している期間の方が長かったバンドです。
俺達を支え続けてくれたドラマーにも、この場を借りて感謝を述べさせてください。

 

改めて、Pulse Factoryは解散します。
本当にたくさん悩んだ。初めてバンドの未来をイメージ出来なくなった。
大切だったものを自ら手放した。自分が何の為に生きているのか分からなくなった。
それでも、俺達に価値をつけてくれたPulse Factoryにちゃんと向き合う必要があった。

 

だから全員で、心から話し合いました。
それぞれが思いの丈を吐き出し、理解し合い、導き出した答えが今回の発表です。
大切にしてきたからこそ、これからも大切だからこそ、覚悟を持って辿り着いた結果です。
不思議と、揃わなくなっていった足並みが再び揃った様な気がしました。

 

今の俺達が一番格好良いと、そう言えます。
俺達の仲間にも、ロックバンドの散り様というのを見ていてほしい。
それが唯一、同じバンドマンとして彼等に残せるモノだと思っています。

 

皆に。
俺達を応援し続けてくれた皆にとって、どれだけ取り繕おうとも、悲しい事実であることに変わりはないと思う。
俺達は自分達が下した決断を受け入れる時間を経ましたが、皆はこれからです。
少しずつでも、受け入れていってくれることを願っています。
そして、バンドが向かっていく終着点に一緒に居てほしいと、そう思っています。

 

あなたがいてくれたからこそ、この十数年、バンドを続けることが出来た。
俺達を、Pulse Factoryでいさせてくれて本当にありがとう。

 

ここからまた、最終章が始まります。
アルバムをリリースし、ツアーを廻ります。
俺達の生きた証を携えて、俺達が息をしたライブハウスで、皆と会えることを楽しみにしています。

 

Pulse FactoryのMasakiとして、最後の一音までやり切ります。
その瞬間まで、俺達にお付き合いください。

 

Masaki

 


 

突然の報告で驚かれたと思います。

 

まず皆にとって、僕らにとっても一番悲しい報告をしてしまうことを謝罪させて下さい。
本当に申し訳ないです。

 

どんな状況であれバンドを辞めたくない、解散したくないというのが僕の想いでした。

 

応援してくれているファンの存在、夢半ばで終わってしまったらこの約12年間が無駄になってしまうんじゃないだろうかという不安、理由は色々あります。

なんとか続ける方法は無いかと考えましたが、話し合いを重ねるに連れてバンドの現状、メンバーそれぞれの想い、全て考慮した上で、僕個人の想いより尊重すべきと納得をしてしまいました。

今はただ、応援し、支えてくれている全ての人の期待に応えられなかったことが唯一の心残りです。
引き留めることが出来なくてごめんなさい。

 

その償いとは違いますが、最後の活動としてアルバムのリリース、そして皆と少しでも会える機会をとリリースツアーを行います。

どうせ終わるなら最後まで楽しく全力でやり切りたい。

僕らは今揃って前を向けています。

単なるわがままですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

 

最後にこれまで出会ってきた全ての方へ。
バンドとして、人として、成長させてくれてありがとうございます。
あなた達がいたからここまでやってこれたと心から思っています。

 

残りわずかではありますが、まだ終わっていないPulse Factoryをどうか最後までよろしくお願いします。

 

Katsutoshi